2012年7月29日日曜日

7月27日(金)27点 28日(土)22点~オリンピック不景気?




メールからのブログ投稿が出来なくなってしまった・・・

いろいろやってみたものの、問題解決しないなぁ。

このbloggerのアプリも、何度かダウンロードしてるけど、

一向に良くならない

昨日もこのアプリから投稿書いていたら、

いきなり全部文字化けしてしまった。

もう暑くて、携帯で文章書く気力もなかったり、

書くことは一杯あるんやけど

オリンピック始まったし・・・(内村が鉄棒から落ちたー!)

てゆうか(わー!400個メ萩野がフェルプスに勝ったー、銅メダルやー!しかも名前はまた「こうすけ」やー!)、

昨日(27日)からオリンピック始まって、急に動き悪くなった気がするが(うるさいぞ)

気のせいやったらいいんやけど・・・

7月27日(金) 日照12.3 雨0 気温34.4
営収 27,830 22回 12.25時間 MAX 2,470


前半は苦しんで、

それでもがんばって9回10点

後半も粘って回数稼いだが、

MAX2千円台では苦しい・・・

しかし3日連続の20回超えはすごい

7月28日(土) 日照9.6 雨0 気温34.5
営収 22,260 15回 11.25時間 MAX 4,710

今日は午前中に

子どものサッカー教室で、親が参加するイベントがあって、

寝不足のくせに、大人気なく暴れまくってやった(子どもら引いてたで)。

そのまま昼からは子どもたちと

流し素麺のお食事会やったのだが、

「仕事があるんで・・・」

と、サングラスをかけながらヘディングばかりするおじさんは、

かっこ良く抜けてきた。

が、

仕事はなかった・・・

前半4回4点

後半は時間入れて粘って、何とか作ったわ。


मतुया

メール投稿出来ずに、まつやの牛丼の写真撮って試してみた写真(なんや上のタイトル)。

記念に取っとこ

それにしても、まつやの店員の愛想のなさはすごい。

食券販売機を導入している大きなデメリットやろう。

注文聞きや会計で客と接する必要がないので、目も合わさない。

また診断士として詳しく書いてみたい。

2012年7月27日金曜日

7月25日(水)37点 26日(木)41点~年金ドライバー




A駅に住みついているA社のKさんが近づいてきた。

Kさんは年齢は70近いのかな、


藤田まこと似の、黙ってたらそこそこ男前なのだが、

顔いっぱいにあふれる「ネガティブしわ」が、全体のパーツを微妙にゆがめている。

「もうあかんわ、あんたわしのこと養ってよ」

差し出してきたのは、

Kさんの先月の給料明細

「なんすか、これ?・・・手取り12万ももらってんの、上等やん」

見ると、Kさんの先月期(6月21日~7月20日)の営収は28万、

明細の手取り額は12万

歩率は45%

注:Kさんは定年後の再雇用で歩率が低くなっているが、A社の正規社員は60%ほどもらえるらしい。

「何言ってんの、あんた。12万でどうやって生活すんの。養ってよ」

「何言ってんの、あんた。ごっつ年金もらってんやろに。この(タクシー収入)他になんぼもらってんの」

「なんぼももらってへんがな。生活出来へんで」

「だからなんぼもらってんの、って聞いてんやん」

「・・・なんぼって・・・企業年金やら何やらで18万ほどかな」

合わせて30万あるやんか、

ふざけんな

こういうおっさん達がいなくならないと、タクシーも変わらないんよね。

こういうおっさん仕事なめてるからな(怒)。

7月25日(水) 日照8.2 雨0 気温32.2
営収 37,600 20回 11.50時間 MAX 6,430


夕方に下の息子の保育園のビデオ会があったので(親父来てたのお前だけやん)

早め(17時前)に前半切って7回10点

後半再開いきなりH屋さんの仕事があたって、

20回に届いたのは大きかった。

7月26日(木) 日照7.0 雨0 気温34.3
営収 41,460 23回 11.75時間 MAX 3,750


この日はA駅番

A社の夜の車がなかったので、

1台で珍しく休憩なしで最後までがんばった

大きいのはなかったが、

23回は素晴らしい。

2012年7月24日火曜日

7月23日(月) 22点~かみ合わない会話

夏休みに入った月曜日

月曜はスタート勝負

しかし今日は午前中も昼過ぎも全く動かず、

途方に暮れていたが、

夕方に小さな波があった。

18時過ぎに無線配車で

某企業のシステムセンターへ


乗車したのは、見た目30代のビジネスマン2名。

「駅までお願いします」

「わかりました」


乗車して一拍静かな空気が流れた後に、片方の眼鏡をかけた、大人しそうな男性が話始めた。

「…かたくり素麺って知ってます?」

「はい?素麺ですか?」


こちらの男性は、結構はっきりものを言いそうな、豪胆な感じである。

「なんか小豆島でブレイクしてるみたいで…取り寄せたんですけど」

小豆島でブレイクしても、はじけかた弱そう(小豆島をバカにするな)。

「はぁ、それで美味しいんですか?」

「今日届く予定で、まだ食べてないんですけど…今晩の食卓に並ぶんじゃないかと」

話のインパクト弱い!食べてなかったら話にならん。

「はぁ…夕飯に素麺ですか」

豪胆な方が少し不満そうに首をかしげる。

どうやらこの二人は言葉遣いや雰囲気からして同じ会社の同僚ではないようだ。

俺の勝手な推測では、豪胆な方がある会社の業務担当者で、眼鏡をかけた方がシステム設計を委託された外部のSEという感じである。

「夕飯に素麺が何か…(問題あるんでしょうか)」

二人の距離感的にも、豪胆側はそれを言って良いかどうか一瞬迷っている。

「…ぼくは夕飯に素麺はダメですね。日曜の昼飯に素麺とか全然オッケーなんですけど、夕飯は…」

「夕飯は(何でしょう)?」

「軽い、軽すぎますよ。夕飯に素麺は」


「あぁ…かるい…ですか」

SEのテンションが下がり、運転席にも重い空気が流れてくる。

しかし豪胆はその空気をフォローせず、その代わりに話を(大きく)変えた。

「昨日(日曜日)マクド行ったんですけど、ハッピーセットのおもちゃがついてなかったんです」

「そんな…」


何か悲しい事実を打ち明けられたときのように、SEは消え入るような声で応えた。

「注文揃って、2階に上がろうとしたら、子どもが『おもちゃがない』って。ちょうどストローも忘れてたから店員に言ったら、『あっ、すみません。忘れてました』って」

「それは怠慢ですね!」

「子どもが怒ってましたよ」

「…ところで、マクドっておもちゃもらえるんですか?」


ちょっと待てよ。今までの対応は何やったんや?

「…ハッピーセット頼んだらもらえますけど」

「わたしはマクドでおもちゃもらった経験はないですね」

「・・・」

「わたし実は初めてマクドに行ったのが、13(才)のときだったんですよ」

なんか告白始まったで、話自分の方持って来よるで。

「…あぁ、そうなんですか」

「母親が厳しくて、そういうジャンクフードは食べたらダメだって」

「はぁ…」


「こんなことここで言っていいのかどうかわからないですけど、ミスドに至っては人生で2回ほどしか行ったことないんですよ」

なんか微妙やなぁ…ものすごい告白するのかと思ったら、「ミスド人生2回」ではあまり驚きがない。

「あぁ…そうなんですか…(ミスド)行ったってくださいよ。ぼくの連れがミスドの工場で働いてるんです」

おっ、今度は豪胆が話引き戻しにかかったぞ。

「そうなんですか」

「ポンデリングとか人気なんですけど、作るの面倒くさいらしいんですよ。あまり頼んでほしくないって」

「え、ポンデリングおいしいですよね」


おいおい!2回しか行ったことないのに、「ポンデリング」知ってんのかい!

俺は間違いなく人生10回以上は行ってるけど、「ポンデリング」今検索してどんなんか確認したぞ!

「でもぼくはやっぱりチキンが好きですね」

「そうなんですか。わたしはチキンもあまり食べたことがないんです」


お互いの引っ張り合いが激しくなってきたぞ。

「マクドならナゲット絶対頼みますし、ケンタも好きです。そう言えば、お宅の(会社の)XX部長もチキンが好きで、よくナゲット食べるって言ってましたよ」

「そうなんですか」

「マクドでナゲット頼んで、飲み物頼まずに、自分で水筒のお茶持っていくらしいですよ(笑)」

「はぁ…でもマクドのコーヒーなかなかおいしいですよ」

「あぁ…最近、確かにね」

「わたしはマクドでコーヒー飲んだことありませんけど」


7月23日(月) 日照4.1 雨0 気温25.4
営収 22,530 18回 12.25時間 MAX 2,230

キックオフがひどかった割には(初乗車13時前)、

前半粘って8回9点

後半も大きいのはなかったが、

回数重ねて

まあ世間はひどかったみたいやから、

よく出来た方やろね。

2012年7月21日土曜日

7月20日(金) 56点~黄金の一日

7月20日(金) 日照0.2 雨6.5 気温25.1
営収 56,160 23回 13.50時間 MAX 11,030

苦しんだ7月期最後の乗務は素晴らしい成績となった。

出勤前にテレビを観ることはあまりないのだが、

この日は、ふとテレビをつけるとBSプレミアムで、

城山三郎さんの番組(ただ一人、「おい」と呼べる君へ

をやっていて、出勤時間を遅らせてまで珍しく見入ってしまった。

その番組の最後のフレーズが印象に残ったので、

“一日の主な仕事も終わるころ、西に移った黄金の海はいよいよ輝きを強めて語りかけてくる。
「あなたにとって、今日一日、黄金の日でしたか」と。
黄金の思いになれるのは、非力ながらも仕事をよくしたときだけではない。たのしいことがあったとき、よい人に会えたとき、よい本を読めたとき・・・・・・。
いや、無事息災に過ぎたというだけでも、それはよいことのひとつなのかも知れない。“

楽しいとき、嬉しいとき、苦しいとき、悲しいとき、

素晴らしい出会いの数々

これからもタクシーの中で、一日一日を大切にしていきたいと感じる。

2012年7月19日木曜日

7月18日(火) 25点~タクシーの魚屋さん?

いやあ、暑かったなぁ・・・

と言っても、この辺の最高気温を見ると、

昨日が33.4、今日が32.4

群馬の館林で昨日39度とか言ってたけど、どんなんやろ。

タクシーは時間を売る商売

というのは、先日書いたが、

言ってみれば、

大きな魚を切り売りするイメージ

出来るだけ捨てるところを少なくしたい。

でも小さく、細かく切っていくとどうしてもロスが出るし、

手間もかかるが、

小さく切らないとなかなか売れない

これは上手な職人と下手な職人の差が出てくる。

でも、

ざっくり大きく切って売るのなら

技術があまりなくても高く売れるかもしれない。

脂の乗ったところは、小さく切った方が儲かったりもするのだが・・・

あと頭とか、内臓とか、骨のまわりとか

上手な職人は売れるところは、とことん売って

でも一匹のマグロは一匹でしかない

仕入れ値1万円のマグロを、うまく売りさばいて2万円になるかもしれないが、

10万円になることは、(詐欺でもしなければ)あり得ない

2匹、3匹売ることが出来れば、1匹を他の店より安く売ることで利益をあげることも可能だが、

そういう発想自体がない。

タクシーの競争というのは、

基本的にみんな同じ店で、同じ魚を売っているのである

与えられた魚は一匹のみ

どうやってきれいに売るかは、

我々職人の腕次第

ということである。

2012年7月15日日曜日

7月14日(土) 29点~イエローキャブ値上げ②「我々は時間を売る商売やから」

先日ニューヨークのタクシー値上げについての投稿をして、

個人的に値上げには賛成

という立場から書いたが、

情報主のYSさんから、

「利用者としては、安いにこしたことはないのですが、安すぎることの弊害はどんなところでしょうか」

という意見を頂いた。

このブログにアクセスされる方は運転手か、又は運転手に興味を持っている方が多いかもしれないが、

利用者側から率直に言えば、

安い方がいいに決まってる

ということは俺もわかってはいるつもりである。

ここでちょっと視点を変えてみる。

資本主義というのは、

言ってみればコスト削減至上主義(デフレ誘導主義)である

競争により、

より良いものを、より安く、消費者に提供する

という理想を実現しようというものである。

例えば半導体の製造工場があったとしよう。

競争により、原価低減が求められている。

どうしましょうか?

工場に本部の人間も来て、幹部会議が開かれる。

原価管理のスペシャリストの生産管理部長が発言する。

「まず標準化です。部品を標準化しましょう。多くの製品に適用することで、ロット毎の発注量を増やして、それによって仕入価格を下げることが出来るはずです」

「なるほど・・・」

一同がうなずく。

管理部長は続ける。

「そして工場のオートメーション化(自働化)です。最新設備を取り入れることで、今まで作業員に頼っていた工程も機械化することによって、人件費を削減することが出来ます」

「そのような設備を取り入れるのに、どの程度の投資が必要ですか?」

財務部長が質問し、管理部長と投資対効果について侃々諤々の議論が行われる。

外のセミの鳴き声に、居眠り状態から目を覚ました社長が発言する。

「うん・・・ある程度コスト削減がうまく行けば、販売価格を下げることが出来る。そうしたら大量生産だ。生産量を増やせば、さらにコストを減らすことも可能だ」

社長は、「今までの話をほとんど聞いてなかったのに、なかなかイケてる発言やろ」とニヤニヤしながらタバコに火をつける。

それらの議論を聞いていた、心配性の副工場長が発言する。

「しかし、そんな大量生産をして、どこに売るんですか?」

それを聞いた海外マーケティング部長は、高価なスーツの肩の埃を払いながら鼻で笑う。

「あなたは国内しか見えていないんですか?グローバリゼーションの時代ですよ。海外に目を向ければ売る場所はどこにでもあります。特に今後のアジアの可能性は無限ですよ」

さあ、ここまでの話をまとめてみよう(長いねん、誰もついて来-ひんで)。

①標準化

②自働化(又はIT化)

③大量生産

④グローバル化

これらはどれも、ものづくりの世界の重要なキーワードである。

さあ、タクシーにあてはめてみよう。

①の標準化

いきなりだが、これが一番専門的な話になる。

タクシーにおける標準化とは、

地域的な標準化

かなーと感じる。

要するに地域(営業区域)の線引をなくしてしまえば、

例えば、東京都市部から、千葉の浦安へ乗車したとして、

客を降ろして、

そこからまた駅に並んでいる客を乗せれば、

非常に効率的であって、

その場合帰りの客は半額でも構わないと思う運転手もいるだろう。

もちろん勝手に料金を割り引くのは違法だが、

営業区域外、要するに東京の運転手が千葉で客を乗せるのは

基本的には違法である

個人的には、これはあっても良い(規制緩和すべき)と思うが・・・

②自働化

これは、とりあえず無理でしょう。

どんなに技術が進んでも、

車を自働で(指定した行き先に)走らせるのは無理やと思うけどね

危険やしね。

③大量生産

ここが一番のポイント

タクシーは大量生産できないんですよ

我々は時間を売る商売やから、

時間単位で売れ筋がいくつかあるわけですよ。

ものづくりなら、売れ筋の製品があれば大量に作って、コスト削減出来るわけやけど、

タクシーはどんなに需要が集中しても、

その時間に乗せることが出来るのは1台で1客(グループ)のみ

安くするどころか、

需要を分散するためにも、

ここは高くせなあかんくらい

この辺は他の業界と比較するにあたっては重要なポイントやろね。

④グローバル化

まあ、これは説明いらんでしょ。

タクシーはグローバル化出来ないんですよ

さあ、他の業界と比較してタクシーの特殊性がわかってもらえたやろか

2012年7月12日木曜日

7月10日(火)28点 11日(水)25点~イエローキャブ値上げ①

昨日(10日)の乗務前のジョギングで見つけた亀

池のほとりの段差で困っていたので、

水辺まで運んであげたら

喜んで池に飛び込んで行った

気温が上がっていたし、あのままなら干上がっていたに違いない。

俺は龍宮場へ行ける

確信したね(下心丸出しやな)。

そんな中(どんな中や)、昨日YSさんから頂いた

ニューヨークのタクシーが値上げされる

というニュース記事。

まず現在のニューヨークのタクシー料金をおさらいしてみよう。

初乗り(flag fall) $3.00(50セントの地方税を含む)
加算(320メートル、又は1/5マイル) $.40

日本のタクシーとの大きな違いは、

初乗りはほとんど乗車料金のみ

ということである。

日本における、いわゆる「初乗り」はある程度の走行距離(通常1.5~2キロ程度)を含んでいる。

これはグローバルに見たら、実は特殊な制度であり、

記事の中にわかりやすいグラフがあったので、

引用させてもらうが、

071012hikes.jpg

こちらのグラフは、

アメリカの主要都市と、ロンドン、東京のタクシー料金を比較したものである

見てわかると思うが、東京の料金(一番右)がずば抜けて高い

特にグラフの青い部分、要するに

初乗り料金の差が全体の料金を押し上げている

と見ることができる。

そしてニューヨークの料金だが、

左の丸で囲まれた部分が現行料金で、

東京の約半額である

都市の人口規模、物価、労働者の収入などを鑑みても、

どうみても不自然な格差である

と言えるだろう。

そして今回の値上げ案は、

現行の加算料金40セント(320メートル、又は停車1分)を50セントに上げる

という、ささやかなものである。

もし値上げが実施されたとしても、

1キロの料金は約125円(1ドル80円計算)

参考までに

東京は1キロ約312円

である。

東京が高すぎるのかもしれないし、

ニューヨークのタクシーは移民が多いなど、

いくつかの特殊事情はあるにしても、

それにしてもニューヨークのタクシーは安過ぎる

というのが俺の見解であり、

今回の値上げに強く賛成する理由の一つでもある。

もちろんそれだけではないし、

ニューヨークのタクシーの問題はまだまだ根深い

このタクシーの代名詞とも言えるイエローキャブのイメージこそが、

世界的なタクシーのイメージを彩っている

と言っても過言ではないだろう。

東京のある有名業者は、自社のタクシーに格差をつけて、

格の低い方のタクシーの色を黄色にしている

とか、かつては遊び人の女の子、今で言うコギャル(?)を「イエローキャブ」なんて揶揄したりもした。

まあ今回TLC(ニューヨークのタクシー協会みたいなやつ)は、

料金の一体改革(社会保障と税の一体改革みたいやな)

と銘打って、いくつかのてこ入れもしている。

時間があれば、もう少し深く見ていきたい(暇なくせにかっこつけんな)。

2012年7月8日日曜日

7月7日(土) 13点~七夕の夜に

いやひどい一日やった・・・

7月7日(土) 日照2.8 雨46.0 気温22.4
営収 13,860 9回 8.00時間 MAX 3,110

年に何度か、

最近は年に1回2回かな

こんな日がある

もうどうしようもない

世間の動きも自分のつきもないような

何故か土曜日に多い気がするが・・・

いろいろあったにせよ、ここまでひどい営収は最近ではほとんどなかったから。

正直しんどかった

5歳の息子がサッカーに夢中になっているのだが、

その子が大事にしていたサッカーボールをなくしてしまって、

午後に仕事に入ってからそれを聞いた。

昼過ぎに入ってから、全く仕事がなくて(初めての乗車が16時)、

一人の駅番で抜けにくい事情もあったのだが、

夕方にいっしょに探しに行こうということになって、

16時過ぎに仕事を抜けた。

午前中になくしたらしいし、

どこでなくしたのかもよくわからないようで、

探してもあるわけがないのだが、

近所を歩き回って、

人に聞いたりして、

仕事を犠牲にして、

いっしょにボールを探した。

結局なかったのだが、

息子の3歳の誕生日に買ってあげて、

いっしょに遊んだ思い出がいっぱいに詰まったボールやったので、

俺もかなりショックだった。

夜は自治会の用事でまた長い時間抜けて、

21時過ぎに待機に戻った。

初めて乗ってきた客、

要するに昼に入ってから2回目の乗車は23時、

その駅からたまに乗る酔っ払いのおじさんやった。

50代かな、メタボな体にスキンヘッドで、おかしな丸眼鏡をかけて、

饒舌に話すちょっと変なおじさんだが、

何故かあまり嫌いではなかった。

その日も乗るなりいきなり話初めて、

「今日会社の若いやつの送別会やってな・・・」

はっきり言って、身も心も疲れ果てて、話を聞くほどの気持ちの余裕はなかったのだが、

「あぁ・・・そうなんですか」

「会社やめるって・・・お前やめて何すんの?(会社に)残される人間のこと考えてる?なあ?」

俺に言われても知らんし・・・

「そうですよねぇ」

「『やりたいことがある』なんて、かーっこいいこと言って、『じゃあ、何やりたいの?』って聞いたら何にも答えられへん」

答えられへんのやなくて、(見た目によらず中小企業の社長らしいおじさんに)言いたくなかっただけやないの?

「はぁ・・・何がやりたいんですかねぇ」

ここでふとメーターを見ると、

つけ忘れてた・・・

もうかなり走ってたし、踏んだり蹴ったりや・・・

客に何か言おうと思ったが、

空気読んで、

何も言わずにそこからメーターボタンを押した

泣きたくなってきた。

「お兄さんは何かやりたいことあるの?」

「はぁ・・・ありますよ」

「何やりたいの?」

間髪入れずに答えた。

「タクシーですね。もっともっとタクシーやりたいです」

「そうやんな!そうや!俺はそれが言いたかったねん。今やってることしっかり見つめてみって。お前今の仕事とことんやったんかって。お兄さん偉いよ」

ほめられても俺のテンションは上がらない。

おじさんの家についた。

「すんません・・・途中までメーター入れ忘れてて、870円です」

通常なら1300~1400円くらいのところやろか。

客にとってはラッキーな話で、別にあやまることでもないのだが。

「870円?それはないやろ・・・運転手さん、ここまで870円って聞いたことないわ」

「ぼくのミスですし、仕方ないです。この金額で構いませんよ」

「そんなんあかんあかん・・・もうこれ取っといて」

出したのは、なんと一万円札。

降りようとするので、

「お、お客さん!そんなんあきませんよ」

「いいから、いいから、取っとけって」

「多すぎますよ。そんなら千円頂きますから、9千円釣り取ってください」

「いい言うてるのに・・・そんならこれ、これだけもらっとくわ」

9千円の釣りから5千円札だけ取って降りていった。

「お客さん!そんないいですから。ぼくのミスですから」

「がんばれよ!タクシードライバー!」

社長のスキンヘッドが輝いていた。

泣きたくなってきた。

これで息子に新しいボール買ってやろ。



7月5,6(木、金)の日報を追加・・・

7月5日(木) 日照0 雨3.0 気温22.6
営収 28,360 14回 12.75時間 MAX 7,670

この日は最近の木曜日の流れを汲んで、

13時~17時まで4時間何も仕事なし

という久々の空白記録を作った。

前半戦は苦しんで8回9点

夜は最近の木曜日の流れで薬関係の仕事(5点)もあって、

最終はミドル(7点)もあって、

粘ったけど30には届かず。

最後眠かった・・・

7月6日(金) 日照0.2 雨30.0 24.1
営収 54,940 23回 13.00時間 MAX 16,070

上の投稿(土曜日の13点)の前日は、

実は久々のブレイクやった。

前日の悪夢(4時間空白)を振り払い、

キックオフから順調に動いて、

前半戦でなんと遠方なしの16回21点

気持ちよく入った後半戦でいきなりホテルから薬関係の仕事(16点)

最終も24時40分頃のあたり(9点)で、

いそいで帰ればまだあるかなーと、思ったが、

睡魔に襲われ、

客を降ろした直後に、周辺の団地で果てて(仮眠)しまった。

2012年7月5日木曜日

7月4日(水) 27点~「こんなの初めて」

タクシーって密室やから、

やっぱり「匂い」って気になるんよね

特に夏

芳香剤とかは個人的に少し抵抗あって、

一応灰皿にコーヒーの粉入れてたりするけど、

そういうのも好き好きやと思うし、

目指すのは無臭

これがなかなか難しい。

今日の午後、40代くらいの美人女性の乗車、

「XX病院まで」

「はい、わかりました」

「あら、このタクシー・・・」

「(な、なんや!)はい?」

「匂いがしない」

「あぁ・・・」

「普通タクシー乗ると、禁煙とか言ってるのに少しタバコの匂いがしたり、それ消すために芳香剤の匂いがガンガンしたりするんだけど」

「いや、それなりにいろいろ気使ってるんですよ」

「こんなの初めてだわ」

この一言、響きました(どういう風に?)

7月4日(水) 日照1.8 雨0 気温22.9
営収 27,300 20回 12.25時間 MAX 3,430

ここんとこ冴えなかったから、

今日は少し気合入れて臨んだのだが、

久々にいいスタート切って、

最近では珍しく、

前半18時過ぎまで入れて12回14点

30は何とかクリアしたいと思って臨んだ

後半戦は伸びず・・・

しかし20回は自分の中では大台、

20回クリアしたらダメでも仕方ないというのはある。

2012年7月3日火曜日

7月1日(日)21点 2日(月)28点~初乗り距離の違い

ユーロは俺の予想通りスペインの大勝に終わった(お前PKでイタリアが勝つって・・・)。

まあこれはサッカーのブログではない、タクシーのブログだからタクシーについてぶれなければ良い(誰も突っ込んでないから)。

そこで先日引用した下の記事、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120222/228188/?P=1&rt=nocnt

「消費増税で流しのタクシーが消える」

散々難癖つけたわけだが、

実は注目すべき、

的を射ている部分もあった(関係者のコメント引用ではあるが)

それがこの下のコメント、

「(消費税が増税されると)単純な値上げはせず、現在2kmの初乗り距離を短縮することが現実的な選択ではないか」

こちらは、「東京乗用旅客自動車協会(東旅協)」という機関の、秋山利裕(広報委員長)という方のコメントである。

さすがに業界関係者であり、記事の内容から明らかに浮いて、この部分だけは現実味を帯びていた(まだ記事批判続けるか)。

07年12月の10年ぶりとなる東京地区運賃値上げを始めとして、

ここ数年で各地で値上げが実施されたばかりであり、

現実的には秋山氏が言われるように、

各地(表面的な料金を上げずに)初乗り距離を短縮する方向となるだろう

注:全国的なタクシー値上げの流れの先陣を切ったのは東京地区ではなく、07年4月の長野と大分である。

しかしこの、

初乗り距離の短縮

は、今回初めて行われるわけではない。

関東地区の初乗り距離は概ね2キロに統一されているが(小田原地区、群馬県の一部地域、山梨県などは1.8キロ)、

近畿地区においては、この「初乗り距離」は見事にバラバラである。

具体的には、

・大阪地区
・京都市域(都市部)

は2キロで一応統一されているものの、

・京都北部 1.5キロ
・神戸阪神間 1.8キロ
・姫路東西播 1.3キロ
・淡路島 1.5キロ
・兵庫県北部 1.3キロ
・奈良県地区 1.5キロ
・大津市 1.8キロ
・滋賀県北部 1.5キロ
・和歌山市域 1.8キロ
・有田御坊 1.5キロ
・橋本 1.5キロ
・紀南 1.5キロ
(地域区分、順序は運輸局の資料に倣う)

こんな具合である。

これを見ると驚く人もいるのではないか。

このような違いは利用者にはわかりにくく、

当然のことながら統一すべきである。

しかし上の料金はいわゆる「自動認可運賃」の基準である。

「自動認可運賃」とは、

上の初乗り距離において運輸局より示されている、いくつかの料金パターンである。

東京地区(東京23区、武蔵野市、三鷹市)の例を挙げると、

・A(上限)運賃 2キロ 710円 加算288M(1分45秒) 90円
・B運賃 同 700円 加算292M(1分45秒) 90円
・C運賃 同 690円 加算296M(1分50秒) 90円
・下限運賃 同 680円 加算301M(1分50秒) 90円

参照資料:http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/tabi2/taxi_jigyoukaisi/date/213_jidouninka.pdf

このどれかの料金パターンを選べば自動的に認可されるという基準である。

見ての通り、上から順番に安くなっていくものの、ほとんど変わりはない。

現在では、これらの枠を外れた料金設定はほとんど認可されないと思って良いだろう。

そしてほとんどの業者がAの上限運賃を適用している

上のような事実に対する判断は各自に任せるとして・・・

それでは現在の法制度の下で、初乗りの距離を変えることは不可能なのか?

と言えば、そんなことはない。

関東運輸局においても、近畿運輸局においても、

全ての地域で初乗り1キロを認可基準に加えている

既に大阪などの一部の業者がこの基準を適用しているが、

消費増税の値上げによって、また各地で利用者の混乱を来たす初乗り距離の変動が生じるのは避けられない。

元々日本のタクシーの初乗り距離は長過ぎる。

それに1キロというのは、利用者にとっても非常に分かりやすい単位ではないか。

これを機会に全国のタクシーの初乗り距離を1キロに統一したらどうだろうか

というのが俺の提案である。



7月1日(日) 日照0.1 雨27.5 気温23.4
営収 21,340 7回 11.75時間 MAX 11,270

この日は、朝は5時起きで、大雨の中姫路で子どものマラソン大会、

そして7月しょっぱなの乗務は

試練の日曜A駅番

これは中々休めないつらい(?)仕事である。

昼前に入って、

18時過ぎまで、前半戦2回2点

3回目の乗車は(出庫から10時間以上経過した)22時・・・

これはほんまにやばい

と思った23時前に神(11点口)が乗車されて、

奇跡の20点超え

7月2日(月) 日照7.7 雨0 気温24.6
営収 28,450 13回 12.00 MAX 10,710

昼間はめちゃめちゃ暑かったが、最高で30は超えてないんやね。

流れで日曜月曜の最悪のシフトを自ら選択してしまったものの、

11時過ぎに出て、15時まで2回2点(前半戦6回8点)

月曜の乗務はキックオフが全てを決める。

もうあかんわ・・・

と思ったわりには、

最後にあたりもあって、満足の28点。



2012年7月2日月曜日

6月下旬の日報~ユーロ決勝(・・・?)

ここのところ何かとものいりで

更新も途絶え気味だった上に、

間違い投稿もしてしまった(別のブログ投稿をこちらにしてしまった)。

まあ投稿回数も少ないのでそのままにして・・・(なんやねん)

とりあえず6月残りの日報アップしておこう。

6月20日(水) 日照1.2 雨0 気温22.4
営収 36,210 14回 11.00時間 MAX 11,670

この日は久々に近隣の大学から有名な教授さんが乗車

空港まで

前半戦で20点を超える余裕のある展開で(この後ずっと前半戦で苦しむことになるし)

まあまあ良い締め日やったかな。

6月21日(木) 日照0 雨45.0 気温18.5
営収 32,060 18回 13.00時間 MAX 11,670

この日はすごい雨やったんやね・・・

期初でちょっと気合入れて

前半戦少し時間(7.25)入れたが、

空回り気味で9回11点

しかし最終にあたり(鼓が滝11点)

まあまあ良いスタートやったかな。

6月22日(金) 日照4.1 雨30.0 気温18.7
営収 36,070 21回 12.00時間 MAX 4,230

この日の雨は朝方だけで、

午後には晴れていた。

ちょっと朝寝坊して、

12時頃出庫

近隣の得意企業さんからの大口(複数台)の仕事もあったものの、

前半戦は8回12点と伸びず、

しかし金曜だけあって、

後半戦、

特に24時過ぎに9回18点と回数で稼いで

まあうまく(営収)作れた。

6月25日(月) 日照4.9 雨1.0 気温21.8
営収 28,440 14回 11.50時間 MAX 4,150

そして週末の自治会のソフトボール大会で3試合8打数3安打2ホーマーの活躍をして(関係ないやろ、詳しすぎるし)、

気分良く週が明けてA駅番

前半戦は17時で切ったが、

うまくつないで5回10点

後半戦もそこそこ伸ばして、

28点は凍りついてた世間からしたら上出来やろ

6月27日(水) 日照1.1 雨0 気温21.3
営収 24,190 12回 9.75時間 MAX 9,750

この日はH駅番

前半戦は16時前に切って5回6点

夕方は農作業で、

ちょっと精神的に崩れていたが、

最終にあたりがあって救われたかな。

こういう仕事してると変な意味やなくて、

神の存在

を感じることってよくある。

6月28日(木) 日照3.0 雨0 気温22.0
営収 32,090 15回 11.00時間 MAX 12,630

ここんところ前半戦が厳しくて、

この日も前半は6回6点

しかし夜は久々にホテルでお医者さまの勉強会があって、

西脇12点

10数台口で、中には一発30点以上の仕事もあったとか・・・

32点は満足だが、

相対的にはかなりしょぼい点数やったみたい。

6月29日(金) 日照11.9 雨0 気温23.7
営収 34,160 18回 13.00時間 MAX 11,270

昼間は暑かった。

今年は梅雨に入っても朝晩は涼しくて、

それほど気温も上がらなかったが、

この日の昼間は(多分)今年初めての30度超え

しかし仕事はあまり暑くなくて・・・

前半戦は6回8点、

後半も伸びず、外れ金曜の雰囲気やったが、

最終隣の駅からあたり

月の最後はラッキーやった

というか、ラッキーやったので翌日(30日)は休むことにした。

そして6月の結果は、

19乗務599,100(1乗務平均31,531)

前年比プラス1.7%

今年ここまで前年比大きなプラスで来たが、

際どい前年クリア

昨年ブレイクした7月は鬼門やな。

まああんまり考えんと、

ユーロ(決勝スペイン対イタリア)観よ

PKでイタリア行くんちゃうかな(お前大会前ドイツゆうてたやん)

そんなに起きておられへんし

流れ的にはバロテリに決めてほしいな。